やっと本来のキリムのご紹介ができます。
HKから友人が帰国しキリムを見たいということで、これまた友人の知り合い の、南青山の青学近くにあるキリムハウス行ってきました。 トルコ人オーナーのハーカンさんとキリム談義に花が咲き、友人も迷いに迷い 気がつくとなんと外は真っ暗 7時! 4時間もお店にいたのでした。 では少々キリムの紹介を。 左のキリムはカイセリと言って一番オーソドックスで単純な模様、キリム織りの初心者もまずはこのような柄を練習します。 キリムらしい柄と買いやすいお値段で、初めてキリムを購入する方には良いと思います。 下のキリムは60年くらい前の物。 地中海に近いところの遊牧民が、自分たち の荷物移動のための袋として織ったもの。袋の後ろ部分を外して、マットや 壁掛けに加工したオールドキリムです。 柄も細かく、色合いもとっても素敵 です。 袋だったので小さめで、日本の家屋で使いやすいと思います。 少し斜めですが、気にならなければ、お買い得。 オールド購入1枚目には 良いと思います。 友人はこれを お買い上げでした。 そして絨毯を持っているのはハーカンさん。 これは100年以上も前に織られたアンティーク。 糸が細く、柄も細かいです。100年以上前とは思えない程色がしっかりと出ていてなおかつ、いい風合いが出ています。 素晴らしい!! このようなものは通常トルコ国外には出ないものです。 どんな人が、織ったのだろうと、想像したくなります。 ご家族、親戚 総勢でキリムに関わる仕事をしているからこそ、見つけられるキリムです。 お値段も100万円以上。 結局その日は、そのままお店を閉めて、ハーカンさんお勧めの井の頭線の脇道にある、「アンカラ」というトルコ料理レストランへ。ワインはアンカラの「アンゴラ」。 私のイメージしているネコのマークがついていました。 トルコのパン、トマトノのスープ、ドネルケバブなど頂きましたが、とっても美味しゅうございました!♪。
by Ankaracat
| 2005-05-05 00:41
| キリム
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